スクラップ車にはそれなりの魅力があるんだよね

長い期間乗り続け、耐用年数の限界に近づいて廃棄されようとする車は、世間一般的には「スクラップ車」と呼ばれ、何の価値もない鉄くずというようなイメージがあります。しかし、見る人が見れば、このスクラップ車にはそれなりに魅力があるものになる模様です。

例えば、身近例で言えば「免許取りたての若葉マークの初心者」にとっては、この廃棄直前の自動車は格好の「練習用の車」になります。何しろ、「後は廃棄するしかない」とされた状態の代物ですから、車体を壁にぶつけようが、擦ろうが問題が無いのですから、心置きなく存分に運転に慣れる練習をすることができます。
(参考:どこに車検をだせば一番安上がりになるのか検討中

haisya

初心者マークが取れるまではみっちりと訓練をし、それから新しい自動車を入手すれば、廃棄寸前だった自動車も最後の役割をしっかりと果たせたことになり、大きな意味では社会の役に立てたことにもなるのです。

また、もう既に廃棄された車でも、その内部部品には多くの精密機械が搭載されており、中には「レアメタル」と呼ばれる希少な金属も含まれています。これを取り出し、再利用するだけでも大きな価値があり、他にも色々とリサイクル可能な部分が多くある車は、たとえ廃棄されたものではそれなりの価値を有しているのです。

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